最近は日々の体調管理のために体温を測る方が増えています。
毎日体温を計測していると、意外と自分の体温が高かったり、低かったりと感じる方も多いのではないでしょうか。
体温は高すぎるのも低すぎるのもよくありません。
個人差はあるものの理想とされる体温は36.5~37.1度とされています。
36度以下の場合は「低体温」と言われています。
体温が低いと
などの症状の原因になります。
twitterでも低体温について反響が多かったです。
【低体温に注意】
体温が1度下がると基礎代謝は12%、体内酵素の働きは50%近く低下すると言われています。
これらが低下すると新陳代謝がうまくできず、血行不良などに繋がることも
「冷えは万病の元」と言われるくらい身体に影響を及ぼします。
冷え対策はいつでも意識しましょう☺︎ pic.twitter.com/e2LucPFXB7— 青木秀一 高千穂薬局 漢方でこころとからだの元気応援します (@takachihoo) July 4, 2020
低体温の原因としては
などが挙げられます。
これらが原因で体内の熱の産生と放散のバランスが崩れてしまい、体温調整がうまくいかなくなってしまうのです。
低体温を防ぐためには
など日々の生活を見直すことがとても大切です。
西洋医学では冷えに対しての診断がなかなか難しいと言われていますが、東洋医学では冷えに対する対応方法が色々ありますので、 「私、低体温かもしれない」と思った時は、そのままにせずに早めにご相談下さい。
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文責
高千穂薬局 管理薬剤師 青木秀一
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花粉症対策のために日頃の養生はとても大切ですが、
症状が出た時の漢方薬での対処は大きく2つあります。
花粉などの外邪から身を守るバリアとして働く「衛気」。これを補うために黄耆という生薬を良く使用します。
代表的なものとしては
冷え型は花粉症の代表的なタイプで、
炎症が少なく、透明な水様鼻水が蛇口をひねったようにドバドバ溢れ出てくるような症状です。
この場合は温性の解表薬で対処します。
代表的なものとしては
炎症型は鼻づまり、ネバネバした鼻水、黄色の鼻水、目のかゆみ、充血、のどの痛みなど炎症症状が強い症状です。
この場合は解表薬+清熱薬で対処します。
代表的なものとしては
実際はもっと複雑なこともありますので、ご自分で判断せずにご相談ください。
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三寒四温が続く季節。春の訪れとともに花粉症という憂うつな時期の到来でもあります。今や日本人の4人に1人が花粉症と言われています。
今年の花粉量は昨年の猛暑の影響により例年よりも多い地域もあるようです。関東はやや多いとのこと。
また、花粉飛散ピーク時は例年並みのようですね。とはいうもののスギ、ヒノキと続きますから、とにかく早く過ぎ去ってほしいのが本音ですね。
さて、毎年繰り返す花粉症のつらい不調。
これを和らげるためには「体質改善」がポイントになります。
中医学では病気がおこる原因を二つの方向から考えます。
正気とは西洋学的に言うと「免疫力」のようなもの。
この正気が不足していると、臓器の働きが弱くなり、邪気に対する防御力も低下して病気にかかりやすくなります。
邪気は気候などの影響で外から入り込むもの(風、火、暑、湿、燥、寒などの邪気)と、
体内で発生する内邪(痰湿や瘀血など)があります。
花粉などのアレルゲンは外から入り込む外邪ですね。
正気が不足せずに外邪から体を守るためには、
が大切です。
そのためには、
などの養生を意識することが大切です。
もちろん花粉を避けるために、マスクやメガネでガードすること、こまめな掃除、うがいや手洗い、などもお忘れなく!
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暑い時期の冷え症が増えています。
冷えの要因は冷たい物の摂り過ぎ、薄着、運度不足、過度なエアコンなどが考えられるのですが、中医学的には大きく3つに分けられます。
□体内の陽気(温める力)がエアコンや冷たい物の摂り過ぎによって消耗してしまい、冷えやすくなってしまう陽虚タイプ
□ストレス(温度差もストレスのひとつ)や生活の乱れによって「気(エネルギー)」が滞ることで「血」の巡りが悪くなってしまう気滞血瘀タイプ
□胃腸の働きが低下することにより「陽気」や「血」が作られず、不足してしまう気血両虚タイプ
女性の方は「血」が不足しやすいため、貧血や虚弱体質、胃腸の働きの低下によって血が不足しがちになると冷えがおこりやすくなってしまいますので注意が必要です。
冷え予防のポイントとしては、
夏でも湯船にしっかり浸かること
適度な運動で汗をかくこと
体温調節できる服装を選ぶこと
冷たい飲食は避けること
ちょっとした工夫を心掛けながら「冷えないカラダ」へと体質を整えていきましょう。
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