こんにちは。薬剤師シューイチです。
土用の丑の日と聞くと、夏だ!鰻だ!栄養だ!というイメージがあると思います。
土用とは本来「立夏、立秋、立冬、立春」直前の約18日間の期間のことを差し、実は年間を通してあります。
そして土用の時期は季節の変わり目をさし、体調を崩しやすい時期でもあります。
それなので体調管理により一層気を付ける必要があるわけですね。
特に暑い時期は、夏バテしないように栄養のあるものを、特に「う」のつく食べ物を摂って精をつけましょうということで、
鰻
梅干し
うどん
きゅうりやすいかなどのウリ科の野菜
が良いとされています。鰻に関しては平賀源内が薦めたという説が有名ですね。
鰻は栄養価が高く、
梅干しは食欲増進、食化促進効果があり、
うどんは消化が良く、お腹を温め、
ウリ科は身体の熱を冷まし、潤いを与えてくれる
どれも暑い時の食欲不振にぴったりの食材です。
鰻は食性で見ると
平性、甘に属し
補気補血、活血、補腎、養肝作用があると言われています。
簡単に言うと体に元気をつけてしっかり栄養に変えてくれる働きです。
また、ビタミン類やカルシウムが豊富でもあります。
ただ、胃腸が弱っている方が栄養つけるぞー!と言って食べると胃もたれなどになることもあるのでご注意ください。
そんな時は消化を助けて、お腹を温めてくれる山椒を上手に利用すると良いですよ。
ブログを書いていたらお腹が空いてきました(笑)