昨日から二十四節気の立冬です。
まだまだ日中は暖かい日がありますが、暦の上ではいよいよ冬の始まりですね。
冬は自然界でも草木は枯れ、動物は冬眠と、冬の寒さが過ぎるのを待つ時期でもあります。
中医学では人もまた自然の一部と考えますから、冬の時期は身体を休ませ、蓄える時期と考えます。
寒さによって陽気が巡らず冷えやしもやけになりやすく、気血の巡りが悪くなると関節痛やこわばりなどの症状が現れやすくなります。また、乾燥もあるので、喉の症状や皮膚の乾燥にも注意が必要です。
冬を穏やかに過ごすためには、
・身体を温める
・早く寝て遅く起きる
・陽の光を適度に浴びる
・ひじきや黒豆きくらげなど、黒い食材や、塩漬け、漬物、昆布など塩辛いものを適度に取る
・軽い運動をする
・性生活を控える
・気持ちをリラックスして過ごす
・無理無茶は控える
などできることから少しずつ意識してみてくださいね。